2017年1月1日（日）に実施される「うるう秒」の影響について　　

2017年1月1日（日）に、午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」が挿入されます。
弊社製品にはntpクライアント機能が実装されていますが、このうるう秒挿入による弊社製品の動作に直接的な影響はございません。

例えば、該当時間に弊社製品がntpサーバにアクセスした時、ntpサーバは「60秒」を返します。
しかし、弊社製品の内部時計は「60秒」を設定することができないため、その時点では内部時計の変更を行ないません。
そのため、内部時計の時刻調整は、次のntpサーバアクセスの機会となります。

上記の動作による影響を以下に記載します。

1) 次のntpサーバアクセスの機会まで、イベントログのタイムスタンプが1秒早くなる
2) 次のntpサーバアクセスの機会まで、スケジュール運転が1秒早くなる

この影響が問題となる場合は、弊社製品に用意されているWeb設定ツールから手動による時刻調整が可能です。 また、ntpサーバの設定を一度無効にして、その後再度有効にすることによって、すぐにntpサーバへのアクセスが実行されて内部時計の調整が行われます。