システム自動運転管理制御装置PM-7050VXの特長
●先端プロセッサ(ARM 系)を監視機能とネットワーク制御機能に個別に採用しマルチ構成で省エネ、高性能を実現しています。
●ギガビットLAN ポートを標準で2 基搭載。高速冗長化ネットワーク環境に対応できます。
●高度なセキュリティエンジンを搭載し、HTTPS や他のセキュア通信プロトコルに対応。安全・安心のセキュリティ対策を施しています。
●各種センサー(例えば温度や揺れなど)からの信号を監視し、緊急対応を支援します
●データセンタ等の電源冗長二重化、ネットワーク冗長二重化施設環境に対応しています。電源はモジュール化され、ホットスワップ対応です。
●複数の自動運転シーケンスを統合管理でき、全体および部分の運転管理を最適化できます。
●ネットワークを介して、複数のPM-7050VX 連携が実現でき、より大規模なシステムの運転管理制御が簡単に行えます
●事前に年間スケジュールを作成し、本体に読み込んで簡単に計画運転ができます。
●電源の状態や稼働状況、センサーの状態等を上位の運用監視装置に統合できます。
●緊急時には、特定の受信者に対し電子メール(スマフォ、携帯メール対応)でお知らせします。
クリティカル・システムの自動運転管理制御を簡単に実現。PM-7050VX、新発売
公共や防衛、金融、通信、製造・流通、医療などの企業を支えるミッション・クリティカ ルなIT システムの電源を監視し、
計画的にあるいは緊急対応として、システム全体あるいは一部のシステム運転を安全かつ簡単に手順に則ったシャットダウンや再立ち上げを統合制御できる
「システム自動運転管理制御装置PM-7050VX」を発表しました。
この製品は、1990 年の初代製品から5 代目の製品となり、電源とネットワークの冗長化とセキュリティ強化と省エネ、
高速化を図った歴代最高位の機種になります。詳しくはISA7000シリーズの系譜をご覧下さい。
他社既存製品の置き換えや連携機能も強化し、システム更新時に今まで複雑な作業を個別に管理していたシーケンス制御を、
この一台で統合し管理できるところまで進化しました。
「システム自動運転管理制御装置PM-7050VX」は、データセンタでの電源冗長化・ネ ットワーク冗長化環境に設置でき、
各社の無停電電源装置(例えば、大手コンピュータ メーカ各社、APC 社、東芝三菱社等)との連携を通して自動運転管理制御を行います。
また施設電源の停電信号とも連携し、電源異常を検知すると、接続されたシステム機器 やインテリジェント電源分配装置を制御して、
システムを安全にシャットダウンさせます。
また、計画停止やサイクル停止・再起動自動運転では、ユーザは年間スケジュールを PC 等で作成した年間稼働停止計画ファイルを直接本体に送り込んで、
スケジュール稼働を可能にします。
アクティブ・スタンバイの冗長二重化システムでは、複数の「システム自動運転管理制 御装置PM-7050VX」を連動させ、
切り替わりと同時に一方のシステムのシャットダウ ンと再立ち上げを行い、常に二重化システムを構成する役割を担うことができます。