警子ちゃん4Gシリーズの機能はそのままに、音声再生スピーカを搭載したモデルに進化しました。高さも70mmほど低減。スタイリッシュなオフィスやデスクに最適です。ここにハイパフォーマンスでロープライスの警子ちゃん4GXシリーズ、登場です。
新旧技術織り交ぜてのネットワーク環境。特に多機能機器が連携して動作する環境が過密化し、状態変化に多くのトラップを一度に複数
の機器から送出することが多くなりました。DN-1500GXは、ギガビットイーサを標準搭載し、高速網から一般速度の広範囲な通信帯域に対応。オフィス内でのグループ監視やデータセンターでの環境監視等で活用が進む「無線LAN」に対応できる、Wi-Fi無線LANモジュール(別売)もご用意しています。有線LANと無線LANの相互監視も可能です。
IPv4アドレスの枯渇問題から急速にIPv6アドレスをサポートするサイトやサービスが増加してきています。企業内システムでも、クラウド環境が進むことで社内外のサービスを統合して利用する環境が加速してきています。DN-1500GXは、IPv4とIPv6のデュアルスタックをサポートし、運用監視SNMPv1/v2c/v3もサポートしています。複雑なSNMPトラップ監視も高速反応が特長です。
警子ちゃん4Gシリーズから監視設定項目を全面リニューアルし、使いやすさと高機能を両立させています。
例えば、トラフィックが輻輳・変動する中での平均ラウンドトリップ時間を監視し、パフォーマンスを評価する機能、SNMPトラップ情報にワイルドカード文字「✽」を使い、一括で監視する機能など。より多岐に渡る監視設定が可能になりました。ARMアーキテクチャの1.2GHz MPUを搭載している為、高速処理が一段と可能になり、高度な監視・警告プラットフォームを省電力で実現できます。
企業のフロントエンドでも利用できるように、音声ファイルを状況に合わせてスピーカ再生する「警子ちゃんがしゃべってお伝えする機能」が好評です。ランプの点灯と音声メッセージの組合せで、より確実に優しく伝えることができます。しかも音量はボリュームで自由に調整できますので、警報音でビックリしない程度に、また「無音」レベルまで自由に調整できます。同時にオーディオライン出力端子もあり、他の拡声器で多くの人たちにメッセージを伝えることもできます(拡張スピーカAS-10もご用意しています)。
たくさんの機器が稼働するIT環境では、温度分布が気になります。DN-1500GXには自己監視の一つとして温度センサーが内蔵されています。警子ちゃん4GXが設置されている環境温度が上がると、本体温度も上昇し、異常温度として上位監視システムにトラップを上げます。また電源異常などでリブートしたとき、警子ちゃん自らトラップを送出します。
定評あるIDEC社製ランプシステムを警子ちゃん4GXでも踏襲。利用シーンに合わせてランプバリエーションを選択できます。外部からコマンド制御する場合、ランプ制御とブザー制御それぞれを各々独立して制御が可能。たとえば注意を促す黄色点滅を30秒実施。その間に異常が検知されたら、加えて赤の点灯を重ねるなど、状態遷移と共に、ランプの重ね合わせ制御が簡単にできます。