Q1. サーバルームやデータセンタの電源構築をしたい ▲ |
ISAではSOHOクラスからCPU数百個使用の大規模システムまでの電源構築の実績があります。 システム計画の出来るだけ早い段階からの関与によって信頼性の高い、無駄のない経済的な電源構築が可能になります。ISAでは非常に多くの電源オプションを用意しています。例えば、電源の分配器(PDU)ひとつをとってもプラグ形状、遅延時間、ネットワーク制御の必要性などに応じて様々な標準モデルを用意し、また必要であれば特別仕様にも柔軟に対応いたします。サーバのオペレーティングシステムやネットワーク制御と深く関連するようなシステムはISAの最も得意とする分野で、国内の代表的なシステムにはISAの残した足跡を見ることが出来ます。 UPS/CVCF、発電機、遠隔監視、制御を含め、電源の配置計画から工事施工、保守に至るまで専門家集団がOneストップ・パートナーとして対応いたします。 |
Q2. 市場には数多くのUPSメーカがあり数多くのモデルが存在している、具体的にUPS/CVCFの選定はどうすればいいのか ▲ |
UPSにはいくつかの運転方式があり、それによって価格も大きく異なります。運転方式はバックアップするシステムの重要性と予算を加味して選定することになりますが、そのほかには設置条件、サーバの使用電力量、入力電源容量、などトータル的に比較検討が必要です。 例えば、設置面積が取れない場合や建屋の既存電源ラインとの関連で、コンパクトなタイプを選定する場合や、何台かのUPSでグループ毎にバックアップする必要も出てきます。 また設置場所の発熱量、騒音を含めた環境条件や今後の拡張性、保全性なども重要な選択のファクターになってきます。 ISAでは有力UPSメーカとの緊密な関係を基に、ユーザ条件に合致するUPSの選定を特定のメーカにこだわらず行えます。また設置時のコストが幾ら安くとも5年、10年間での保守費用が高く、トータルでのランニングコストが高くなっては意味がありません。ISAではこれらを慎重に吟味、シミュレーションしてユーザのトータルコスト削減に貢献しています。 |
Q3. UPS/CVCF導入に伴う付帯工事はどのようなものがあるか ▲ |
10KVA以上のUPSになってくると、据置型のタイプが多くなり、UPS本体・バッテリも質量物となりフリーアクセス内に架台の設置が必要となり、また耐震性の対策も必要になってきます。このような強化工事の他に、搬入工事も大掛かりとなる為、専門業者との折衝も必要です。 また配電盤工事や分電盤作成設置、電源ラインの引き回しなどの付帯工事が必要です。UPSの容量によっては消防法や電気事業法の規制を受ける為、それらの折衝も煩わしいものです。
ISAでは、Oneストップ・パートナーとしてこれらの付帯工事を含め、経験豊富な人材と高度な技術で全て対応いたします。安心してお任せください。 |
Q4. 各サーバや周辺機器の電源を遠隔制御したい ▲ |
各サーバや周辺機器、無人端末の起動・停止を運用計画に基づき遠隔から行ったり、緊急停止の必要に迫られ実行する場合があります。これらの制御は単なるON/OFFではなくアプリケーションソフトウェアのクローズや、シャットダウンの優先順位等も絡み、単純ではありません。ISAではこれらに必要なハードウェア、ソフトウェアを自社開発している為、複雑な制御が必要な場合でも柔軟に対応できます。既にUPS/CVCFが設置している場合でもそこから先の出力制御にISAの遠隔電源制御装置と制御ソフトウェアを使用することによって、遠隔制御が可能です。
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Q5. RAID等周辺機器の電源制御の注意点は? ▲ |
周辺機器の電源制御はサーバやアプリケーションとの依存性を考慮する必要があります。例えば、ストレージ装置を利用している全てのサーバ停止を確認し、装置のキャッシュ内データをディスクに書込んだ後に電源遮断するなど適切な制御をおこないます。ISAのハードウェア、ソフトウェアの組合せで対応できます。 |
Q6. 無人拠点の機器をUPS+発電機でバックアップしたい ▲ |
発電機は始動された後、エンジンの回転が安定し、電圧と周波数が安定するまでに少しの時間がかかります。またその後も商用電源に比べ、電圧、周波数の変動幅は大きいのが実情です。これらの特性を考慮し、余裕を持ったUPSを接続しないと停電時のバックアップに大きな支障をきたすことになります。また、発電機は定期的な始動確認、点検が必要です。ISAは培った遠隔監視、制御の技術により発電装置の無人遠隔メンテナンスに対応します。 ISAとUPSメーカ、発電機メーカとのコラボレーションにより強力なサポート体制を可能にしています。最適なUPS+発電機の組合せをご提案致します。 |
Q7. 電源管理のソフトウェアの考え方 ▲ |
本来、大規模システムで使用されるUPSなどはすべて同一メーカであるほうが管理上は楽です。しかし現実的には各社の製品が混在して使われます。電源管理も多数のコンピュータや周辺装置により構成されるコンピュータシステム全体を捉え、目的に合った適切な電源管理ソフトウェアを使用することが必要です。ISAではUNIX/LinuxとWindows
に対応した各種管理ソフトウェアを自社開発しております。例えば、停電時の安全停止、計画停電時のシャットダウンや自動起動などのスケジュール運転、遠隔制御をはじめ環境監視と組み合わせた制御や異常通報など様々な目的に対応できます。
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Q8.
電源に起因すると思われるトラブルに関してコンサルティングをして欲しい ▲ |
電源に起因すると思われるトラブルは複雑怪奇です。現象が再現しない場合が多く、特定に時間がかかります。ISAでは電源ラインに起因すると思われる場合、ラインモニタなどの測定機をある期間、現場に設置し、その測定条件を変えながら電源波形の計測・解析を行います。その結果に基づき、必要な対策を提案します。日本の商用電源品質は非常に良好ですが、電圧サグ、インパルス、高調波による電圧歪、瞬低や過電圧、反復性障害などに悩まされる場合も皆無ではありません。この様な対策に一般的にはUPSが有効ですが、ISAではユーザの立場に立って、システム全体から見据えて最善の提案を行います。 |
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