LoRa無線方式警告灯状態監視ユニット「WD120A/WD120B」新発売!!

ISA news release  2019年 10月 09日

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株式会社アイエスエイ(略称:ISA、東京都新宿区新宿、代表取締役 三反﨑 好弘)は、製造工程等に設置された状態表示警告灯の状態を、長距離通信が可能なLoRa 無線技術を利用して監視を行う「WD120A/WD120B SIGNAL-monitor 警告灯状態監視ユニット」を11月1日より発売します。
WD120A はパトライト社製警告灯LR5シリーズに直接取り付けられ、WD120B は汎用モデルとして各社の旧モデルも含めた多くの警告灯に取り付けられます。

WD120A SIGNAL-monitor は、警告灯のトップメーカ パトライト社最新のLR5 シリーズの警告灯にワンタッチで取り付けられるモデルです。WD120B SIGNAL-monitorは、その他多くメーカやモデルの警告灯に配線方式で取り付けるモデルです。
両者は、警告灯の変化、色、点灯/点滅の種類を監視し、状態が変化したその情報をLoRa 無線通信で親機にあたるデータ収集通信制御サーバに送ります。1 台のデータ収集サーバは、最大32台のSIGNAL-monitorと通信を行えます。
LoRa無線方式は、混信にきわめて有効なスペクトラム拡散方式により、省電力通信で有りながら中間にリピータを設置しなくとも長距離通信(見通し距離11km以上、密集地3km以上)が可能です。これにより、広い工場内でも他の無線通信に影響を受けることなくデータ収集が可能です。

WD120A もWD120B も既に設置されている警告灯の信号を利用するので、電源工事は不要です。そのため導入に係わる時間はわずかで、工程のダウンタイムを少なく行えます。
データ収集通信サーバでは、それぞれのSIGNAL-monitor の変化に対して監視条件を設定でき、その状態を検知すると、電子メールでの通知やネットワーク経由で他の機器へコマンドを送信したりできます。

収拾されたSIGNAL-monitorからの警告灯状態データは、CSV形式でローカルのPCやサーバに送り出したり、他の稼働管理を行うオンプレシステムやクラウドシステムにインターネット回線、あるいはLTE回線を通して通信を行います。

また、「ももことあやか WD100 シリーズ」には温湿度などの環境計測用ユニット、既設センサ用計測ユニット等があり、これらを組み合わせて工程の稼働状況や環境情報を一元的に把握することが可能です。