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神奈川県三浦市役所 様

大切なコロナワクチン廃棄事故の未然防止へ! 冷凍庫の温度&電源監視+電源バックアップシステム「超低温冷凍庫監視ソリューション」を導入。対策事例をご紹介。

”オール市役所” でコロナウィルス感染防止に取り組む三浦市

新型コロナウィルスの感染防止対策に、オール市役所として取り組んでいる神奈川県三浦市。2022年1月、大切なコロナワクチンを安全かつ確実に保管する手段として、WD100シリーズを活用した「超低温冷凍庫監視ソリューション」を導入。温度と電源の両方を監視するシステムの導入は、全国的にも数少ない取り組みです。市のコロナワクチン対策の管理対応を担っている、三浦市保健福祉部健康づくり課の課長江原桂子様、主査栁澤翼様に導入の経緯と効果についてお話しを伺いました。

現在三浦市が保管しているコロナワクチン用の冷凍庫

  • 写真奥:日本フリーザー株式会社製1台 武田モデルナ製ワクチン用の低温冷凍庫(-20℃対応)
  • 写真手前:PHC株式会社製1台 ファイザー製ワクチン用の超低温冷凍庫(-75℃対応ディープフリーザー)

三浦市役所様「超低温冷凍庫監視ソリューション」システム設置イメージ

【仕組み】各冷凍庫(専用管理室内)には、温度センサを付属した計測ユニット(子機)と、電源を監視、バックアップするためのUPS(+増設バッテリ付き)をそれぞれ1セットずつ接続し、親機と警告灯は同フロアにある健康づくり課に設置しました。計測データは、LoRa無線通信により親機へ飛ばし、親機を介してクラウドに送信されます。異常発生の際には警告灯が発報、複数の担当者へ一斉にメールで連絡が入り、さらに万一の電源異常時にはUPSが稼働するので、安全にワクチン管理を行うことができる仕組みです。

導入の経緯と導入効果

導入の経緯

三浦市保健福祉部健康づくり課は、三浦市のワクチン接種に係る業務を担い、全市民分のコロナワクチンの確保と保管、ワクチンの接種予約対応、各接種会場や病院へのワクチンの分配、配送手配などを行っています。三浦市には、国から貸与された2台の冷凍庫があり、それらの管理管轄も任されています。

栁澤主査によると、この冷凍庫の置かれている建物には、元々非常用電源装置が設置されているので、停電による冷凍庫の温度低下については、それほど心配はなかったそうですが、設備点検に伴う建物全体の計画停電が決まっていたため、実施日までに冷凍庫の電源を確保する必要がありました。そんななかで当社のシステムを知り、懸念していた機器の納期、設置から稼働までの期間、予算の課題もクリアでき、導入に至ったといいます。

導入効果 江原課長からのコメント

予定されていた計画停電時は、システムが稼働し、各冷凍庫の電源が確保されたことで品質を落とすことなくワクチンを保管することができました。


保健福祉部健康づくり課には、保健師や看護師、管理栄養士の資格や経験を持つ方が多く、今回のような大型の冷凍冷蔵庫の電源回りについての設備や設置工事、管理などに詳しいメンバーが少ないなか、全12名体制で市民のワクチン接種に係る業務と対応にあたってきました。
「超低温冷凍庫監視ソリューション」導入前は、夜間や休日に保冷庫に温度異常が起きていないか心配な日々も多く、時には確認に行ったこともありました。


本システムの導入で、いつでもどこからでもスマホやPCで温度を確認することができるようになったことで、職員の精神的な負担を減らすだけではなく、管理に費やしてきた作業時間の短縮や業務効率化にも繋がりました。これまで同様、三浦市民の健康増進に努めるとともに、ワクチン接種を希望する市民の皆様に、できるだけ早期に接種を進め、誰もが健康で安全・安心な暮らしを実感できるよう取り組んでまいります。

 

まとめ

現在、三浦市役所では、三回目のワクチン接種に向けた対応に追われています。
当社は今後とも、コロナウィルス感染症拡大防止に尽力されている自治体、医療機関、行政における課題解決に努め、コロナウィルス感染症の早期収束に少しでも貢献できるよう努めていきます。

今回「超低温冷凍庫監視ソリューション」採用にあたり、三浦市役所様から以下点をご評価いただきました。
1. 停電など万一の際に電力供給を行うUPSを有している点
2. 温度や電源に異常が起こった際、メールや警告灯によりアラートを発報する仕組みがある点
3. 温度を計測し、データを記録するとともに温度履歴を確認できる点
4. 壁やフロアを超えてのデータ送信が可能なLoRa無線通信であり、大規模な配線や新規工事を行うことなく設置ができる点
5. 4によって導入スケジュールの短縮や予算を大幅に削減できる点

<※注1>270Wのフリーザーで、標準構成(増設バッテリユニット1台)の場合は2時間45分。最大構成(増設バッテリユニット2台)の場合は5時間5分のバックアップが可能です。
<※注2>ファイザー製ワクチン用の超低温冷凍庫(-75℃対応ディープフリーザー)、武田モデルナ製ワクチン用の低温冷凍庫(-20℃対応)、その他の冷凍・冷蔵庫にも対応可能です。(解凍後の保存用冷蔵庫等にも転用可能)


 

三浦市役所様導入の超低温冷凍庫監視ソリューションご案内

商品名超低温冷凍庫(ディープフリーザ)監視ソリューション
詳細https://isa-j.co.jp/lp/deepfreezer/
納期お問い合わせください
価格帯お問い合わせください
特長1.扉閉不完全、保冷庫故障、電源ライントラブルなどによる
 庫内温度の上昇の傾向を未然に防ぎ、24時間異常通報が可能
2.保冷庫の現在状況は、スマホ、PC等で常時確認が可能
3.温度データは、クラウドで視覚化、長期傾向もグラフで把握可能
4.温度ロガーが内蔵されていない冷凍庫でも簡単に後付けで設置が可能
5.フロアまたぎや壁などの障害物にも強い通信の安定性
製品構成概要
温度監視デバイス
WD100シリーズ
データ収集通信制御サーバ(親機)
保冷庫向け計測ユニット、センサ付(子機)
5年保守
UPS(無停電電源装置)DFS専用UPS(増設バッテリ1個付)
5年保守/保冷庫電源監視
警告灯ネットワーク警告灯3層3色LED灯
5年保守付
クラウドサービス総合監視データシステムクラウド

課題

夜間や休日に保冷庫に温度異常が起きていないか心配で確認に行くこともあった。現場での目視しか方法が無かった。

安全で確実なコロナワクチン廃棄事故の未然防止対策の実施(ワクチン保冷庫の温度と電源異常の監視、電源のバックアップ)

解決策

自動監視と自動通報、そして自動で非常用電源へ切替を行う徹底した自動化システムで、24時間365日大切なコロナワクチンを見守ります。

「超低温冷凍庫監視ソリューション」は、コロナワクチンを保管する冷蔵庫、冷凍庫、超低温冷凍庫(ディープフリーザー等)における温度異常や電源異常の監視を行い、停電、機器の故障や不具合、人為的トラブルなどによるワクチン廃棄事故の未然防止に寄与するシステムです。LoRa無線データ計測システム「WD100(製品名:ももことあやか)シリーズ」を応用し、自動監視と自動通報、そして自動で非常用電源へ切替を行う徹底した自動化システムで、管理者の負担を減らし、安全で確実な対応が可能になります。