課題
間伐材を利用して伝統に則り自然な風合いを完成品に求める窯元。窯内部の温度上昇、焼成過程の監視、窯出しまでの温度管理など、経験を温度管理でデジタル化し、窯守りの作業に集中したい。Wi-Fi方式の温度計測を試したが、確実に要員詰め所まで電波が届かない。窯から要員詰め所までの距離は100m。
解決策
要員詰め所にWD100-S32を設置し、複数ある窯の内部温度を熱電対温度計測ユニットで計測。計測ユニットは10年バッテリ搭載で電気工事不要。LoRa通信方式なので、100m程の距離は混信・切断なくデータを送信。窯内部温度データは、LTE回線でクラウドサービスに一定時間間隔でアップされ、24時間居ながらにして窯の温度状況を把握。