LoRa無線通信によるどこでもアラート「WD100-KEIKO」を2022年6月29日から販売開始!

~LANやWi-Fiが届かない場所へも!見逃しゼロを目指し開発~

株式会社アイエスエイ(略称:ISA、東京都新宿区新宿、代表取締役社長:柳原 康慈)は、LoRa環境データ計測システム「WD100(製品名:ももことあやか)シリーズ」を2018年に発表し、さまざまな分野への納入・販売実績を積んできました。このたび本シリーズに、LoRa無線通信を利用し、LANやWi-Fiが届かない場所への警告・警報を可能にする画期的な警告灯「WD100-KEIKO」が誕生。2022年6月29日(水)から販売、受注を開始します。

詳細URL: https://isa-j.co.jp/momoaya/product/warning-light/

WD100-KEIKOは、ISAのベストセラー商品『ネットワーク警告灯・警子ちゃん(2000年販売~/累計販売台数約10万台)』をWD100シリーズに応用した警報装置で、親機からLoRa無線通信経由で、警告灯の点灯点滅、ブザー鳴動等の制御を行います。例えば、万一システムが、しきい値超過などの異常を検知した際に、あらかじめ設定しておいた監視対象の状態により(例:警告・危険な状態は赤色点灯、注意時は黄色点灯、正常時は緑点灯、など)、親機が警告灯の点灯点滅、ブザー発報の指示を出し、ユーザ(作業者や管理者)に異常をいち早く知らせます。WD100シリーズシステムの通報通知機能を強化することを目的に開発を行い、通知の見逃しや見落としによるユーザの損失やトラブル防止に貢献。さらに、コストの削減、品質の向上や信頼の維持等へも寄与します。

WD100シリーズに新デバイス誕生!

WD100シリーズは、計測・制御ユニット(センサ付属の子機)とデータ収集通信制御サーバ(親機)でシステムを構成しています。親子間の通信は、遮蔽物に強く、長距離無線通信が可能なLoRa無線通信方式を採用し、設置や使用に際して、場所や環境を選ばないことが特長のひとつです。

そのため、管理室と現場が離れていることが多く、異常値、異常判断、通信異常等が発生した際に、PC・スマホの管理画面上やメールで通知がされても、ユーザがすぐに気がつかないという可能性がありました。そこで、同シリーズをベースに昨年発表した、コロナワクチンを保管する超低温冷凍庫(ディープフリーザ)の温度と電源を監視するシステムでは、機器構成に警告灯を加えて販売したところ、システムを導入した自治体・病院のほとんどが、“通知警報を見逃さないように”と警告灯の設置を希望。管理室または、管理室と現場の両方に配置し、通知・警報の二重化、見える化を実現。管理者と作業者へ安心・安全を提供することができました。ただし、警告灯の使用には、LANまたはWi-Fi環境が必要で、条件を選ぶという課題がありました。このように、WD100シリーズのご利用分野・用途が増えるにつれ、親機から直接制御が可能な警告灯への要望が多く聞かれるようになり、このたびの開発、販売へと至りました。

アイエスエイでは、上記以外にもWD100シリーズによる、各種ソリューションを提供しており、すでに導入済みのユーザに対しても、順次追加設置提案を行う予定です(温度・湿度等による生産管理の現場、農業団体、青果市場、飲食店、大手物流・倉庫事業者、環境データの監視システム導入の教育現場、映画館等、製造装置の稼働管理を行う工場等々)。

WD100-KEIKO導入によるメリット

  • LANやWi-Fiが届かない場所への警告・警報
  • 管理室に親機とともに設置。管理者の見逃し防止へ
  • データ収集を行う現場に設置し、作業者の迅速な対応へ貢献
  • LoRa無線方式で遠距離通信を実現。複数箇所で警報・警告が可能(電源は必要)
  • 離れた場所においても、関係者の情報共有が可能
  • 見落としや見逃しによる損失や損害の予防
  • コスト削減、品質の向上や信頼の維持へ貢献
  • 通知・警報の二重化、見える化によるユーザへの安心・安全の提供

製品サイトURL(ももことあやかシリーズ) https://isa-j.co.jp/momoaya

WD100-KEIKO特長

  1. データ収集通信制御サーバからの制御
    データ収集通信制御サーバから、指定したランプの点灯状態、ブザー音出力を制御します。
    ※本機は外部電源が必要(DC24Vまたは、ACアダプタ(100~200V))。アンテナは本体内蔵。
  2. LANやWi-Fiが届かない場所への警告・警報を可能に
  3. 監視・管理機能の向上でコストの削減・信頼の維持、品質の向上へ貢献
  4. LoRa無線通信で親機から離れた場所への設置が可能
  5. WD100-N32/S32との連携で、自律型の警告・警報システムの構築が可能

機器構成

WD100シリーズのシステムは、最少で1台の計測・制御ユニット(子機)と1台のデータ収集通信制御サーバ(親機)から構成されます。データ収集通信制御サーバは、最大32台の子機(計測・制御ユニット、警報・警告ユニット)の通信管理、データ収集と監視を行います。

【親機】データ収集通信制御サーバ

型番WD100-N32(LTEなし)
型番WD100-S32(LTEあり)
※詳細お問い合わせください
定価125,000円(税別)~

【子機】計測・制御ユニット

計測・制御ユニットは、収集したいデータや制御内容に合わせて、各種デバイスをそろえています。詳しくはお問い合わせください。

【新製品】警報・警告ユニット

型番WD100-KEIKO
定価69,800円(税別)

販売計画販売・受注開始 2022年6月29日(水)~

出荷開始予定2022年7月予定

※現在使用中のユーザが追加購入を希望する場合には、別途作業費が発生します。

会社概要

商号株式会社アイエスエイ
代表者代表取締役社長 柳原 康慈
所在地〒160-0022 東京都新宿区新宿6-24-16 新宿6丁目ビル
設立1979(昭和54)年10月
事業内容 以下の各製品の開発/製造/販売/保守
ネットワーク警告灯、IoT計測機器、IT機器の自動運転システム、
UPS・PDU等の電源関連装置、遠隔監視装置、
HP、Sun等のリファービッシュビジネス
資本金10,000万円
URL https://isa-j.co.jp/
E-mail info@isa-j.co.jp

※文中の社名、商品名、機種名、各社の商標は登録商標です。
(C) 2022 ISA Co., Ltd.

本製品に関するお客様からのお問い合わせ先

株式会社アイエスエイ
Tel  : 03-3208-1563
E-mail: info@isa-j.co.jp