作業環境計測や工程の稼働管理、装置予防保全管理にもももことあやかは最適
特徴
無人・有人の作業環境計測に貢献
精密機器の組み立て工程、食品加工工程等で無人・有人の作業環境が存在します。高品質で安全な製品を一貫して生産するために、温度・湿度・CO2濃度・照度の環境監視が簡単に実現します。
製造装置、検査装置の警告灯をリアルタイムに収集
稼働管理は生産性向上に直結する手法です。DIO接点監視制御ユニットを各々の警告灯に取付け、ランプの消灯・点灯・点滅を監視します。
LoRa無線方式とあいまって、離れた場所でこれらのデータを一元的に集約し、解析が可能です。
10年バッテリ内蔵
センサを搭載した計測ユニットには、10年バッテリで長期間継続利用ができます。配線工事も不要な上、バッテリ交換も不要になり、メンテナンスフリーを実現できます。
この電池を制御し、長期間利用できる技術は、ISAが長年培った中核技術で実現しています。
Wi-Fi、Bluetooth、小電力無線よりも最適なLoRa無線方式
一定間隔毎にデータを取集し、離れた場所にある通信サーバに送る無線方式はいろいろあります。電波の混信や到達距離、必要な時だけ動作するなどLoRa無線方式は他より優れています。
密集区域でも3km、見通し距離で10kmを越える通信能力があります。工程設備の再配置や変更も柔軟に対応できます。
多彩な機能を持った通信サーバ
計測ユニットからのデータを取集するばかりでなく、DIO接点監視制御ユニットのデータから稼働管理も行えます。
DIO接点監視ユニットは、信号変異を捉え、直ちに通信サーバに伝えるトラップデータも扱えます。集めたデータは、異常値かどうかを判定し(閾値監視)、電子メールで異常を通知したり連携する機器を制御することができます。
またExcelのデータを提供できるため、ご自分で簡単な加工も可能。もちろん、クラウドサービスとの連携も行えます。
増棟や拡張にも柔軟に
設備の振動解析、電気炉や乾燥炉の温度管理等、監視に必要な他の計測ユニットだけを設置するだけで、多岐にわたる環境データ収集が簡単に行えます。1台の通信サーバで最大32台の計測ユニットや接点監視制御ユニットとやりとりできるため、経済的な「見える化」が達成できます。
「工場の自動化(FA)では、IoTの進展と相まって設備の稼働管理や各工程の環境管理等、多種なセンサを利用して逐次情報による「見える化」と予防保全管理が見直されています。
従来のセンサを利用した「見える化」システムでは、コストパフォーマンスの観点から導入に限りがありました。
センサはめまぐるしい発展を続けています。一方それを有効利用しようするとき、高額な計測装置や工事費等で現場の管理者には高嶺の花の様を呈しています。
ももことあやかは、汎用的なセンサ、先端の無線技術、弊社のコア技術であるネットワーク対応と電源管理を用いて、環境情報や工程の「見える化」に高い柔軟性とコストパフォーマンスで貢献します。