食品・衛生・ヘルスケア

「食の安全・安心」にももことあやかは貢献します

特徴

人手をかけずに温度を自動収集

食材や食品の出し入れで、冷蔵庫や冷凍庫の庫内温度は変化します。また長年使い込んだ装置の能力低下に気づきが遅れ、過信していることもあります。ももことあやかは庫内の温度状態を的確に把握します。しかも計測ユニットは庫内に設置が可能で、人手をかけず安定した温湿度データを収集できます。

人手をかけずに温度を自動収集

庫内の温度や湿度データが詳細に記録できるばかりか、霜取り機能(デフロスター)による一時的な温度上昇の影響や、庫内搬入搬出による変化も記録できます。長年使用している設備のコンプレッサ能力も評価でき、万が一装置故障が発生しても異常をいち早く検知することができます。

10年バッテリ内蔵

センサを搭載した計測ユニットには、10年バッテリで長期間継続利用ができます。配線工事も不要な上、バッテリ交換も不要になり、メンテナンスフリーを実現できます。この電池を制御し長期間利用できる技術は、ISAが長年培った中核技術で実現しています。

LoRa無線方式による運用の利点

一定間隔毎に無線方式でデータを収集する装置(いわゆるロガー)は、いろいろあります。電波の混信や到達距離、必要な時だけ間欠動作するなどLoRa無線方式は他より優れています。
密集区域でも3km、見通し距離で10kmを越える通信能力があります。食品材料の一時保管、加工場の環境情報、加工品の冷蔵ショーケース、常温管理の生鮮食材等、管理場所に合わせて設置場所を柔軟に決められます。

多彩な機能を持った通信サーバ

計測ユニットからのデータを収集するばかりでなく、集めた温湿度データを異常値かどうかを判定(閾値監視)し、電子メールで異常を通知したり連携する機器(例えば警告灯を点滅させて周囲に知らせる等)の制御ができます。またExcel用データも提供できるため簡単な加工も現場で加工・管理が可能。管理結果のエビデンスとしても利用できます。もちろん、クラウドサービスとの連携も行えます。

拡張にも柔軟に

管理対象の拡張、管理計測設備の増加など、単に計測ユニットを適切な場所に設置するだけで、直ちに通信サーバとの通信を始め、データを収集します。計測ユニットだけを設置するだけで、多岐にわたる人手を省いた温湿度データの収集が簡単に行えます。1台の通信サーバで最大32台の計測ユニットとやりとりできるため、経済的で機動的な温湿度監視が達成できます。HACCAPでの食の安全安心に温度監視の切り口で貢献します。

食品・衛生・ヘルスケアでの温湿度監視では、施設内にある冷蔵庫・冷凍庫や有人の作業環境の管理と、機器の予防保全の観点から温湿度監視の重要性が増してきています。特に国内では、生産者から消費者まで一貫した「食の安全・安心」を提供する仕組みとしてHACCP基準の導入がすすめられています。
もこことあやかは、10年バッテリ搭載の温湿度計測ユニットであるため設置場所を選びません。必要な計測場所に取り付けるだけ。簡単に計測を始められます。またデータを収集し、上位の管理システムとの連携を行う通信サーバとはLoRa無線方式で通信を確立します。
汎用的なセンサ、先端の無線技術、弊社のコア技術であるネットワーク対応と電源管理を用いて、ももことあやかは施設内や重要管理対象品の温湿度の逐次監視に高い柔軟性とコストパフォーマンスで貢献します。