感染症対策と生産性向上を実現!健康的な室内環境づくりを『見張るくんPRO』がお手伝い
空気が乾き、室内の温度や湿度が急激に低下してくるこの時期に、インフルエンザ予防も含めた感染症対策の準備を進めておくことが重要です。一般的に湿度を40%以上にすると、 ウィルスの死滅率が上がるといわれています。そのため、人の多く集まる場所、例えば、病院の待合室、公共施設、大型の飲食店や結婚式場、ショッピングモール、オフィス、教育機関等の現場では、換気対策に二酸化炭素(CO2)濃度を計測するだけではなく、湿度・温度の監視も必要で、より確実に、しかも効率的・効果的な対策を講じなければなりません。
「見張るくんPRO<WD100-ENV-LCD>」は、室内フロアのどこからでも、一目で確認ができるように視認性の良い大型の液晶ディスプレイを採用しているので、換気のタイミングが分かりやすく、コスト削減や省エネにもつながります。
LoRa無線通信で広い工場や施設にも最適
親機1台に対して、計測ユニット(子機)は最大32台まで接続可能で、計測ユニット(子機)と親機の通信は、障害物に強く、省電力で長距離通信が可能なLoRa無線通信を採用しているので、Wi-FiやBluetoothでは届かない場所や障害物、フロアが違う場所や距離もカバーします。広い工場や施設、ビルなどの環境監視にも最適です。
本製品は、高精度のセンサを用いて測定した、室内の温度・湿度・二酸化炭素(CO2)濃度の計測値を大型の液晶ディスプレイに表示すると同時に、環境状態を段階に応じて3色の光で見える化(状態表示機能)。換気が必要なタイミングをメールやアラートでお知らせします。データはLPWAの代表的無線通信方式LoRaにより上位に送られ、可視化・分析を行います。液晶ディスプレイ(LCD)無しのコンパクト版モデルもございます。どちらも導入からスタートアップまでが早く、短期間で計測・監視・対策が始められます。
追加で接点入出力ユニット<WD100-DIO>と組み合わせれば、換気装置との連携・制御も可能。
状態表示機能とは、温度・湿度・二酸化炭素(CO2)濃度・暑さ指数のなかからユーザが選んだ監視対象を、3色の光が「正常」であれば緑、「注意」は黄、「警告・すぐの換気」の場合には赤色が表示しお知らせするものです。例えば三密回避や快適な室内環境に適した「基準値」等を予め設定しておけば、状態の段階が上がるとLCDの色が変化すると同時に、表示中の計測値が点滅して警告、メール通知も行います。
感染症以外の弊害として、屋内での二酸化炭素(CO2)濃度が1000ppmを超えると、眠気や倦怠感、頭痛などが生じて生産性を著しく低下させると言われています
厚生労働省は集団感染発生リスクの高い状況を回避するための良好な基準として室内のCO2濃度1,000ppm以下を推奨
内閣府から各省庁へCO2濃度測定器の導入を呼びかけ。
他にも、感染症・衛生上の環境基準値があります
インフルエンザ予防の推奨値(厚生労働省) |
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・温度20℃以上 ・湿度50~60% |
ビル衛生管理法による基準値 |
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・温度17℃以上28℃以下 ・相対湿度40%以上70%以下 |
■ 厚生労働省(職場における熱中症予防情報)■
https://neccyusho.mhlw.go.jp
政府は熱中症による死者の数を、2030年までに半減させることを目標に定めた対策計画を閣議決定しました。
政府が5月30日に閣議決定した、熱中症対策の実行計画では、年間1000人を超える熱中症による死者を、2030年までに半減させることを目標に定めています。
事務所や生産現場においても「夏に向けて、事務所や工場内の温湿度を管理することにより作業場所が熱中症のリスクが存在する暑熱環境であるかどうかを客観的に評価する必要があります。
気温だけでなく湿度など、これらの因子をすべて考慮したWBGT(湿球黒球温度)指数を活用することが有用です。
製品の概要と特長
計測ユニットに内蔵している高精度センサで、周辺の温度・湿度・二酸化炭素(CO2)濃度を測定。測定データは、親機がLoRa無線通信により収集します。「見張るくんPRO<WD100-ENVシリーズ>」は、収集したデータをモニタリングし、設定した基準値にもとづき、換気のタイミングを3色の状態表示(WD100-ENV-LCDのみ)や、メール、アラートでお知らせします。計測ユニットと親機の通信には、障害物に強く、省電力で長距離通信が可能な、LoRa無線通信を採用しているので、Wi-FiやBluetoothでは届かない場所や障害物、距離もカバーします。
- 温度・湿度・二酸化炭素(CO2)濃度、WBGT(暑さ指数)を計測・表示
- 大型LCDを搭載(WD100-ENV-LCDのみ)
- しきい値の超過状態をLCDで表示(WD100-ENV-LCDのみ)
- メールなどでのアラート通知
- 親機から無線経由でCO2センサ値のキャリブレーション、またはオートキャリブレーションが可能
- WBGT(暑さ指数)の値で熱中症予防への利用
- 接点入出力ユニットと組み合わせて、換気装置との連動が可能
- 計測データの閲覧/トレンド解析には、ローカルエリアからのアクセスに限定可能な可視化製品(SMART-View-Local)や、外部からのアクセスも可能がクラウド版可視化製品(SMART-View-Cloud)を用意
製品構成・仕様
項目 | 子機仕様 |
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型式 | LCD付きモデル:WD100-ENV-LCD LCDなしモデル:WD100-ENV |
計測項目 | CO2濃度(0 ~ 9,999 ppm、精度±50ppm + 5% of reading)、温度(-10 ~ 60 ℃、精度±0.2℃ typ.) 湿度(0 ~ 99%、精度±2% typ.)、WBGT(15 ~ 44℃) |
LCD表示 (LCD付モデルのみ) | 表示項目:CO2濃度、温度、湿度、WBGT、アラーム表示 LCD表示エリア:122.5(横)×118(縦) mm 表示更新間隔:5秒 |
無線方式 | 920MHz帯LoRa変調 プライベートLoRa出力20mW |
電源 | ACアダプタ(DC5V) |
消費電力 | WD100-ENV-LCD:約1W、WD100-ENV:約0.3W |
動作温度範囲 | -10 ~ 60℃ (結露なきこと) |
外形サイズ | WD100-ENV-LCD:200(横)×200(縦)×40(奥行) mm WD100-ENV:75(横)×100(縦)×35(奥行) ※突起部を除く |
質量 | WD100-ENV-LCD:約500g WD100-ENV:約150g |
通信規格/ 安全規格/ EMC規格 | 電波法技術基準適合、工事設計認証番号:001-P01026 CE準拠、UL準拠/VCCI Class A適合 |
項目 | 親機仕様 |
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型式 | WD100-S32(LTE有り) WD100-N32(LTE無し) |
無線方式 | 920MHz帯LoRa変調 |
アンテナ | ダイポールアンテナ |
通信インタフェース | 有線LAN(WEBアクセスやクラウドへのデータ送信) LTE(クラウドへのデータ送信) |
子機接続数 | 最大32台 |
動作温度範囲 | -10~55℃ |
電源 | ACアダプタ(DC 5V)、またはPoE給電 |
外形サイズ | 130(W)×175(D)×45(H) mm (アンテナ、突起部除く) |
質量 | 約600g |
株式会社アイエスエイについて
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