陶芸窯温度の自動計測のクラウド化

国立大学法人東京藝術大学美術学部 工芸科 陶芸(陶・磁・ガラス造形)研究室 様

WD100シリーズ(ももことあやか)のクラウド対応・熱電対温度計測システムが、国立大学法人東京藝術大学美術学部 工芸科 陶芸(陶・磁・ガラス造形)研究室において本格稼働を開始し、複数窯の同時自動計測と監視が可能になりました。本システムは数十台に及ぶ東京藝術大学内・陶芸窯の焼成状況の把握と、データの記録を主目的として構築されましたが、副次的にコロナ禍における在校時間の制限などによるスタッフ不足にも貢献するものとなりました。今回は上野キャンパス内の陶芸窯5基の計測を行っていますが、取手キャンパスの窯などにも今後順次設置拡大する予定です。

導入前の課題

  • 数十台に及ぶ東京藝術大学内・陶芸窯の焼成状況の把握と、データの記録

導入後の効果

  • 作品焼成時の温度変化を長期間にわたって高精度で確認できるようになった
  • 適正窯出し時刻も正確に把握できるので、より高度な作品作りや効率化にも寄与

導入の背景

陶芸における温度監視の重要性とコロナ禍での貢献

陶芸における窯の温度管理は、プロの作家、アマチュアを問わず、作品の仕上がりに影響を与える作陶上の最重要項目で、窯付属温度計の監視は、その過程が何昼夜に及ぶこともあります。

本システムは、窯の熱電対端子に計測装置を接続するだけで、既存の計測・制御・表示機能には影響を与えず、ゲートウェイサーバにデータを無線で送出し、クラウドを経由して、スマホ、タブレットあるいはPC等で窯および工房内の現在温度やその時系列的な変化、時間当たりの供給熱量(参考値)をグラフにて可視化、確認することができます。作品焼成時の温度変化を長期間にわたって高精度で確認でき、また、適正窯出し時刻も正確に把握できますので、より高度な作品作りや効率化にも寄与します。
アイエスエイは、学生の創作活動を支え、同時に伝統文化の継承に貢献することを目指していきます。

 

導入の効果

ISAは学生の創作活動を応援、伝統文化の継承へ貢献します

陶芸における窯の温度管理は、プロの作家、アマチュアを問わず、作品の仕上がりに影響を与える作陶上の最重要項目で、窯付属温度計の監視は、その過程が何昼夜に及ぶこともあります。
本システムは数多くの窯で頻繁に行われるこれらの焼成において、客観的な温度推移の視覚的確認と焼成データの記録・保存により焼成時の各種パラメータとの関連を把握、解析できるものです。データはクラウド下で管理され、いつでも、どこからでもスマホやPCで確認できるようになりました。
更に今回のコロナ禍においては、通常学生が行う付ききりでの温度記録や窯内の空気や炎の調整などの多岐にわたる業務が、人員や時間の制限を受け対策が模索されており、本システムによる客観的なデータの自動計測・記録・保存機能が、学生の創作活動時間の確保に少しでも貢献できるものになり得た事に大きな意義を感じております。

お客様からのメッセージ

東京藝術大学 美術学部 工芸科 陶芸(陶・磁・ガラス造形)研究室
(左)教授 三上 亮 先生 
(右)テクニカルインストラクター 茂田 真史 先生

以下インタビュー記事を掲載しています。

[東京藝術大学] ISAのクラウド対応・熱電対温度自動計測システムが東京藝術大学において本格稼働を開始!

お客様プロフィール

国立大学法人東京藝術大学美術学部 工芸科 陶芸(陶・磁・ガラス造形)研究室 様

日本で唯一の国立総合芸術大学として、創設以来、世界水準の教育研究活動を展開し、数多の傑出した芸術家を育成・輩出するとともに、国内外における広範かつ多様な芸術活動や社会実践等を通じて芸術文化の継承・発展に寄与。

所在地〒110-8714 東京都台東区上野公園12−8
ホームページhttps://www.ks-cinema.com

担当より一言

コロナ禍においては、通常学生が行う付ききりでの温度記録や窯内の空気や炎の調整などの多岐にわたる業務が、人員や時間の制限を受け対策が模索されており、本システムによる客観的なデータの自動計測・記録・保存機能が、学生の創作活動時間の確保に少しでも貢献できるものになり得た事に大きな意義を感じました。ISAは今回、東京藝術大学の先生方の協力を得て、大電力制御時の高ノイズ環境下での安定した計測技術の確立とクラウド上でのデータ処理について知見を得、今後の製品開発にも役立てたいと考えています。

※本掲載内容は2021年06月現在(取材時)の情報です。