陶芸窯の温度情報を
取得、監視、通知、アーカイブ
窯の熱電対端子に計測装置を接続し、スマホやタブレット、PC等で窯および工房内の温度やその時系列的の変化、時間当たりの供給熱量(参考値)をグラフにて可視化、確認することができる2つのシリーズをご紹介します!
こんなお悩みはありませんか?
- 焼成条件を変えた時の実際の温度変化を把握したい
- データだけでなくグラフで時間変化を確認したい
- 加えた熱量を確認したい
- 計測データをPCやクラウド上で保存したい
- 同時に複数台の窯焼成を管理したい
- PC、スマホ、タブレットで母屋や遠隔地からも確認したい
- ある温度になったら警告音やメール通知が欲しい
2シリーズを徹底比較!
WD100シリーズ
陶芸窯焼成管理システム
- wifiでは届かない距離の窯を管理をしたい
- 複数台の窯を管理したい
- 指定した温度の時にメールで通知がほしい
- 有線LANやLTEでクラウド活用し複数でデータ共有したい
- 焼成温度以外に追加で周辺の室温やCO2などの環境計測をしたい
THC9000シリーズ
窯おんど
- 低コストでデータ計測をはじめたい
- 計測対象の窯は少ない
- アラートはWi−Fi範囲内で受け取れればよい
- 現場での温度表示や警報・警告灯機能が欲しい
WD100シリーズ
データ表示例
THC9000シリーズ
データ表示例
2シリーズ
かんたん比較
WD100シリーズ 陶芸窯焼成管理システム | 比較項目 | THC9000シリーズ 窯おんど |
---|---|---|
大学、研究機関 製陶業 | 対象ユーザ | 個人陶芸家 小規模事業者 |
3 | 測定熱電対数 / 子機 | 1 または 2 |
32 | 最大子機接続数 | 1 |
別売専用子機で温湿度、CO2測定可 | 窯周囲環境測定 | 温度のみ標準装備 |
有 | 簡易熱量表示 | 有 |
メールや警告灯(別売) | 温度警告 | ブザー、フラッシュライト(窯おんど+Plusのみ) |
LoRa無線通信(Private) | 通信方式 | Wi-Fi通信 |
数km | 到達距離 | 数十m |
どこからでも可 | アクセス範囲 | 親機より数十m範囲内 |
LANまたはLTE | 必要ネットワーク | 不要 |
可 | クラウド対応 | 不可 |
PC、タブレット、スマホ | 使用デバイス | PC、タブレット、スマホ |
東京藝術大学の陶芸研究室で
WD100シリーズ(クラウド対応)が稼働中!
国立大学法人東京藝術大学美術学部
工芸科 陶芸研究室
陶芸研究室では、焼成作業における新たな取り組みとして、学生が使用する複数窯の同時自動計測にWD100シリーズのクラウド対応・熱電対温度計測システムを設置し、現在運用しています。
学生は通常通り、手作業での温度監視業務(温度記録や窯内の空気や炎の調整など、1日~数日に渡り管理します)を行いますが、並行して本システムが、複数台の陶芸窯で行われる焼成の客観的な温度推移の視覚的な確認や、焼成データの自動計測・記録・保存をサポートします。これにより、焼成時の各種パラメータとの関連を把握・解析することができるようになります。
システム導入により、学生はクラウド経由で、いつでもどこからでも焼成温度をリアルタイムで確認が出来るようになったこと、
データの共有を容易に行えるようになったことが画期的だと評価されています。
今後は、作品の品質向上や制作プロセスの改善にも活用が期待されます。
お客様の声
こんな商品が欲しかったんです!
THC9000シリーズ 窯おんどを導入(陶芸作家)
窯での作業や接客まですべて1人でこなすAさん。窯の温度管理は何昼夜に及ぶこともあり、ギャラリー兼ショップでお客様に対応中は、工房の温度を見に行くこともできません。母屋やギャラリーに居ながら、隣接した工房の窯の温度を確認できる遠隔監視装置を探していました。『窯おんど』購入後は、スマホやタブレットで窯の温度をいつでも見ることが出来るようになり、お客様のお相手にも気持と時間の余裕を持てるようになったそうです。
もう一台買い足す予定です!
THC9000シリーズ 窯おんど+plusを導入
(個人陶芸愛好家)
母屋から30m離れたところに電気窯を設置し陶芸を楽しんでいます。大体の焼成時間は予測できるのですが、思ったように焼けていないときなどは設定どおり焼成できたか不安もありました。また、水蒸気を逃がす穴を開けたり閉じたりの為に何度も窯の温度計を見に行くのですが、特に冬の寒い時期は大変でした。窯おんど+plusをお試しのつもりで購入したところ、焼成中の温度グラフも、窯の周囲の温度もタブレットで確認できるため大変便利です。設定温度になると、母屋に置いた機械からピーピーと警報が鳴ったり、窯に置いた計測器もピカピカ光って知らせてくれるので、制作に集中していても気づきやすいです。上絵付用の窯を別に導入したので、THC9000をもう一台購入しようと思っています。(個人陶芸愛好家 Bさん)
無線、広範囲、多点計測の要望をすべてカバー
WD100シリーズを導入
(大規模な瓦生産業者)
瓦焼成前の乾燥工程の管理にISAのWD100製品を使用しています。
乾燥工程では、工場内の長い距離を移動させながら均一な乾燥度になるように管理しますが、日々の天候による温度と湿度の変化に大変気を使います。今までは何点かの温度だけを有線で計測していましたが、計測点を増やすために配線の要らない無線方式を検討しました。Wi-Fiの製品も試しましたが、広い移動範囲をカバーできずに困っているときに、ISAのLoRa通信による製品を試してみると、かなり広範囲でも安定した通信が確認できました。また、5年間以上交換不要のバッテリを採用しているという点も気に入り、早速導入しました。温度と湿度を正確に計測でき、社内の情報システムとの連携もスムースで満足しています。
シリーズ関連製品
還元焼成雰囲気のCO濃度、温度同時計測システム
窯周囲の作業環境上のCOセンサ
など、ただいま鋭意開発中です。近日発表予定!
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本ソリューションにつきましては、ご利用の用途や環境によって機器構成が変わります。まずはお気軽にお問合せください。
当社は電源システムをはじめ、様々な機器の遠隔監視、機器制御のパイオニアとして創業40年の実績がある企業です。官公庁や大手メーカー、研究機関への納入実績も多数ございます。