省エネ、省力、作業環境整備へ
トレーサビリティ、既存倉庫のIT化を実現
こんなお悩みはありませんか?
- 温湿度管理をもっと手軽に導入したい
- 大きな工事や初期投資は難しい
- 温湿度管理導入後のランニングコストが心配
- 空調コストを適正化したい
- クラウドシステムは高くて難しそう
- 温湿度以外にもいろいろ計測したい
- 商品ごとに個別に定点測定したい
- 電源をとるのが難しい場所を測定したい
どこからでもアクセス可能
いますぐできる、倉庫業界のIoT化
WD100シリーズでは、各所に設置したセンサ子機からのデータを、クラウドで一元管理できます。異常値が出た場合の警告や警報も、メールや管理画面、警告灯などで、どこでも受け取ることができます。
一例として、上記の左側のモニタリング画面ではCO2濃度が赤字になり、任意の値以上になった数値を警告表示しています。CO2濃度は作業環境の改善だけではなく、作業の効率化にも大きな影響を及ぼします。
また、右の温湿度に関しても、高温と高湿度の指数であるWBGT(暑さ指数)の把握はもちろん、温度分布を見ることで、空調が効きすぎている箇所の把握など、エリア内の温度分布を可視化できます。
WD100シリーズの特長
遮蔽物・長距離通信に強い
LPWAの1種であるLoRa通信のメリットは、低電力、長距離通信、柔軟なネットワーク構築、高セキュリティです。「Low Power Wide Area」の名前の通り、省電力で遮蔽物に強く、建物や大規模施設内での到達性能が高く評価されています。専用基地局やインフラも必要ないため、低コストでのセットアップが可能です。暗号化や認証機能にも対応し、機密性の高い情報を扱う分野でも活躍しています。
長寿命バッテリでメンテナンス軽減
せっかく測定器を設置しても、電源やその後のメンテナンスにコストがかかると本末転倒です。WD100シリーズの測定機(子機)は、長寿命バッテリを搭載しており、電源いらずで省メンテナンスに特化しています。
空間的温度分布で空調の最適化
WD100シリーズの測定機(子機)は、バッテリ搭載のため、倉庫内に簡単に複数設置が可能です。商品棚ごとの温度を測定することで、場所ごとの温度分布の変化を可視化できるため、空調の最適化=空調コストの最適化を実現します。
どこからでもクラウドアクセス
WD100シリーズはクラウド対応。施設内はもちろん、管理棟や本部センターでも温度監視が可能です。従来の一括冷暖房による温度管理では実現しなかった、倉庫内の温度分布の把握をすることで、その場所に最適な商品配置を実現できます。
こんなところで使われています
【事例1】倉庫内の特定食品における温湿度監視
(某倉庫会社様)
目的
3拠点(3階建て倉庫、各1棟)の特定食品における温湿度一括監視
機器構成
- WD100-S32
- WD100-TH
- 警告灯
- Cloud使用
監視内容
- データは、365日24時間自動で測定しデータを収集
- 閾値設定により範囲を超えた場合は、日中はメールや発報にて通知を行い、深夜帯は警備会社へ通報を行う。
- 事務所以外でもデータを確認の為、クラウドでの運用を実施
【事例2】倉庫内作業者の職場環境監視
[温度/湿度/WBGT(暑さ指数)](某ECサイト運営会社様)
目的
- 倉庫内で働く作業者の職場環境の把握の為、温湿度を測定しWBGT(暑さ指数)を監視
- 全国7箇所に設置
機器構成
- WD100-N32
- WD100-TH
- 警告灯
監視内容
- データは、365日24時間自動で測定しデータを収集
- 温湿度を監視し、作業場の環境監視を実施
- WBGT(暑さ指数)も算出し同時に監視
- 閾値の範囲を超えた場合は、事務所より作業者への注意喚起を行う
【事例3】工場内倉庫作業者の職場環境監視
[温度/湿度/WBGT(暑さ指数)](某工場様)
目的
- 倉庫内で働く作業者の職場環境の把握の為、WBGT(暑さ指数)を監視
- 作業者にも状態が把握できるようにしたい
機器構成
- WD100-N32
- WD100-ENV-LCD
- 警告灯
- NAS
監視内容
- データは、365日24時間自動で測定しデータを収集
- 現場の方も状況が確認出来る、表示型センサユニットを採用
- 温湿度/WBGT(暑さ指数)/CO2濃度を表示
- 暑さ指数が異常値の際は、センサユニット側で確認可
喜びの声がたくさん届いています
温湿度管理が重要な食品専用倉庫が3拠点に分かれており、一括で温湿度監視が出来るソリューションを探していました。
短納期にも対応していただき、設置や設定のアドバイスもあり、想定よりもスムーズに一括監視をスタートする事が出来ました。
異常時には、メールや発報がある為、常時監視の必要もなく、とても助かっております。(大手物流会社様より)
作業員の熱中症予防の為、現場の温湿度監視ソリューションを探していました。障害物が多い現場内でも通信が出来る事が導入の決め手でした。
温湿度の値から、暑さ指数(WBGT)も算出できる為、作業場の環境把握が分かりやすくなりました。(大手通販会社様より)
従来、現場に温湿度計を設置していましたが、生産中止となり別のソリューションを探していました。
温湿度表示の他、暑さ指数(WBGT)もリアルタイムで現場内でも確認出来る為、以前よりも環境監視の意識が高まりました。
データもNASに保存が出来るため、品質管理にも活用を考えております。(大手金属加工会社様より)
よくある質問
温湿度以外に、CO2や照度、水漏れなども計測できますか?
できます。WD100シリーズのセンサは温湿度一体型で、CO2センサや照度センサ、水漏れセンサも接続でき、防災・保安・安全対策に役立ちます。他にも様々なセンサをご用意しております。
遠隔でデータを見ることはできますか?
クラウドシステムも対応しておりますので、どこからでもPC、スマートフォン、タブレットで閲覧できます。
異常があった場合に警告や警報を鳴らすことはできますか?
あらかじめ設定した値でメール通知や警告灯を動作させることができます。
セキュリティ上、既存のネットワークに接続できません
親機(ゲートウェイサーバ)に直接PCやNAS等の記録装置を接続してデータの閲覧が可能です。データ通信モデルでは、SIMカードを購入することで直接クラウド上からデータ確認ができます。
本当にうまく計測できるか不安です、導入前にテストはできますか?
導入前の電波強度測定や、温度・湿度測定で安定したデータ取得を確認します。
高額な投資や大規模な工事をすることができません
WD100シリーズは配線が不要で、電池交換もほぼ不要です。多点計測用デバイスもございますので、初期投資や運用費は低コストで続けられます。もちろんリースの活用も可能です。
実績はありますか?
大手流通倉庫をはじめ、冷蔵・冷凍保管の食品倉庫や穀物倉庫、薬品倉庫や紙器保管倉庫での実績がございます。
WD100シリーズは、自治体のコロナワクチン保存用の超低温冷凍庫の温度監視で高評価を得ており、促成栽培ハウス内監視、堆肥メーカー、電力会社、窯業分野、FA分野での実績も豊富です。
お見積りのご用命はお気軽に
本ソリューションにつきましては、ご利用の用途や環境によって機器構成が変わります。まずはお気軽にお問合せください。
当社は電源システムをはじめ、様々な機器の遠隔監視、機器制御のパイオニアとして創業40年の実績がある企業です。官公庁や大手メーカー、研究機関への納入実績も多数ございます。