今年で創業43年を迎えるアイエスエイ。当社はお客様にわかりやすい情報をお届けできるよう、昨年ホームページのリニューアルを行いました。そしてこの度、アイエスエイの技術力・製品開発への取り組み・ITに関する情報など皆様の”ちょっと気になる”を発信していくためのコラムをはじめます。

今後定期的に配信していきますので、ぜひご覧ください。

1.警告灯

ネットワーク警告灯でお馴染みの「警子ちゃん」も今年で22年。現在第7世代が活躍中です。そんな当社ベストセラー製品の「警子ちゃん」にちなみ、本コラムのスタートは警告灯。警告灯はITやネットワークと融合し、今日ではさまざまな目的・分野で活用され、現代社会に溶け込んでいますが、この連載コラムでは、警告灯の歴史や進化をひも解きながら、いかにして警告灯が世の中に浸透したかを紹介します。

警告灯、それは馬車の渋滞緩和から始まった

警告灯の歴史は古く、産業革命が起こった頃にまで遡ります。当時のイギリスでは、馬車と歩行者が行き交い、ロンドン中心にある金融街の交差点では、道幅を急激に広げられない都市構造と相まって交通渋滞が周辺地域にまで広がりました。